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株式分割 [最低限押さえたい言葉]

株式分割(かぶしきぶんかつ:Stock Split)とは、株式をより小さな単位に分割することを指す。通常は株主資本や資本準備金などには影響を及ぼさない。
>>株式分割

これは、株式併合とは反対に、1株を2株に分割するような場合です。昔は1株を100株にするような大幅な分割も行われたことがありましたが今は制限されています。
ちなみに、こちらも発行済株式総数が2倍になるだけなので理論上の株価では中立です。

ただし、発行済株式総数が増えることによる流動性の向上、株価が下がることによる買いやすさのアップなどにより株価に対しては一般的にはポジティブとされます。

株式併合 [最低限押さえたい言葉]

株式併合(かぶしきへいごう:Reverce Stock Split)とは、発行済み株式総数を減らすこと。通常は2:1の株式併合というように既存株主の株数を減らす。株主にとっては株数は減るが同時に発行済み株式総数も同比率で減少するのでコストはかからない。
>>株式併合

つまり2株を1株にするわけです。でも発行済株式総数も半分になるので、株価も理屈では2倍になります。特に変化はないわけですが、多すぎる株数を減らしたいとき、株価が著しく低くなってしまった場合などに行われます。
たとえば、株価が20円にまで下がった場合、株式併合で1:5に併合すれば株価は理屈上5倍の100円にまで回復します。

減資とは異なります。

株式ミニ投資 [最低限押さえたい言葉]

株式ミニ投資(かぶしきみにとうし)とは、ミニ株とも呼ばれる株式取引法の一つ。単元未満株取引の一種で、単元株の1/10単位で売買ができる取引のことを指す。たとえば1単元(取引単位)が1000株の株式の場合、100株単位で取引できる取引のこと。
>>株式ミニ投資とは

一般にはミニ株というほうがなじみがあるでしょうけど、最近はほとんど聞かなくなりました。どちらかというと「単元未満株取引」といったようなもうちょっと使い勝手の良いサービスが一部の証券会社から提供されているからだと思います。
たぶん、そのうち取り扱われなくなるんでしょうね。。。

株主総会 [最低限押さえたい言葉]

株主総会(かぶぬしそうかい)とは、株式会社における最高意思決定機関の一つ。全株主を構成員としており、会社の基本方針から重要事項を決定する会議。株主は1株につき1票を有している。
>>株主総会とは

ちなみに、1株一票ではなく、1単元が一票となっています。そのため、単元株数に満たない単元未満株の株主には議決権はないことになる。

株主優待 [最低限押さえたい言葉]

株主優待(かぶぬしゆうたい)とは、企業が株主に対して品物やサービスなどを提供する制度のこと。株主優待として提供されるものは当該企業の製品やサービスであることが多いが、それ以外にも商品券や金券などで支給される場合もある。
>>株主優待とは

最近では多くの上場企業が株主優待サービスを提供している。特に個人投資家からは人気が高く「株主優待人気ランキング」の上位企業などは株主構成における個人投資家の割合が高い。また、こうした個人投資家は安定株主となりやすいため、企業は積極的にこうした株主の確保に注力している。

人気の高い企業として「カゴメ」「ANA」「マクドナルド」などが有名。

板寄せ方式 [最低限押さえたい言葉]

板寄せ方式(いたよせほうしき)とは、株価の決定方法のひとつ。日本の株式市場においては前場、後場のそれぞれの始値と終値を決定する売買、売買停止後の最初の価格決定売買、特別気配時に株価を決定する取引でこの方式が用いられ、それ以外のときは「ザラバ方式」が用いられる。
>> 板寄せ方式とは

株価の決まり方(板寄せとザラ場寄せ)
板寄せとは、場(相場)が始まる際に最初の値段(始値)などを決める際に行われる株価決定法です。板寄せによる株価決定が行われるのは以下の場合となります。

1. 前場と後場のそれぞれの始値と終値を決定する売買
2. 売買停止があった場合で取引を再開した際に最初の株価を決定する売買
3. 特別気配を示しているときの株価を決定する売買

板寄せにより株価が決まるのは以下の条件を満たす価格で株価が決定します。

1. 成行の買い注文と売り注文の全てが約定する
2. 約定価格より高い買い注文と売り注文が全て約定する
3. 約定価格において、売り注文または買い注文のいずれか一方すべてについて約定し、他方は単元株以上が約定する

期待収益率 [最低限押さえたい言葉]

期待収益率とは、特定の資産について将来にわたる運用により獲得することができる平均的な収益率を指す。株価などを説明する際に、市場(投資家)が当該銘柄に対してどの程度に期待を抱いているのかを計算することができる。
>>期待収益率

期待収益率の大きさはその投資対象のリスクの大きさに比例します。例えば、リスクゼロの商品に求めるリターンと、ハイリスク商品に求めるリターンは当然ハイリスク商品のほうが大きくなります。

リスクの低い、定期預金は金利が低く、逆にリスクの大きな潰れそうな会社の社債(債券)は金利が大きくなります。(ハイイールドボンド

日計り商い [最低限押さえたい言葉]

日計り商い(ひばかりあきない)とは、同じ投資家が、ある銘柄を購入し、その日のうちにその銘柄を売却し、その日のうちに買い戻す売買のことを指す。同一資金で無い場合は取引可能だが、同一資金での日計り商いは差金決済となり現物株取引では禁止されている。
>>日計り商い

ようするにデイトレードのこと。差金決済については「差金決済の禁止」のページが詳しい。

整理銘柄 [最低限押さえたい言葉]

整理銘柄(せいりめいがら)とは、上場廃止が決定した銘柄を投資家に周知した上で、整理売買を行うことができるようにしている。原則として1ヶ月の間整理銘柄として取引が続けられ、その後期間が過ぎた時点で上場廃止となる。
>>整理銘柄とは

いわゆる整理ポストに入っている銘柄です。上場廃止は決定されています。整理ポストで1ヶ月間取引されたあと上場廃止となります。ちなみに、上場廃止=株券が紙くずというわけではではありません。
たとえば、上場廃止となった西武鉄道は今も会社が存続しており、株主には株主の権利が与えられています。ただし、証券取引所での売買ができないので流動性は極めて低くなります。

弁済期限 [最低限押さえたい言葉]

弁済期限(べんさいきげん)とは、信用取引において株式の売買取引を行った場合、投資家は証券会社から買付資金を借りたり、空売りのための株券を借りたりしているが、その借りている資金や株券を返済するための期限のこと。
>>弁済期限とは

信用取引(制度信用取引)の場合は、弁済期限として最長6ヶ月としています。この期間内に投資家は反対売買または現引き/ 現渡しにより建て玉を清算する必要があります。

株式の希薄化 [最低限押さえたい言葉]

希薄化(きはくか)とは名前の通り薄くなるということである。株式市場で用いられる場合は、企業の発行済み株式総数が増加することにより一株当たりの利益(PER)が小さくなることを指す。
>>株式の希薄化

たとえば100株しか株を発行していなかった会社が追加で100株の株を発行した場合、会社の議決権の総数が増加して、1株辺りの割合が従来の1%から0.5%と小さくなります。また、議決権だけでなく、EPSBPSも同様に小さくなることになります。

夜間取引 [最低限押さえたい言葉]

夜間取引(やかんとりひき)とは、PTS(私設取引システム)を利用して、株式市場が開いている時間以外の時間帯に株式取引ができるようにしていること。日本国内の代表的なサービスにマネックス証券が提供している「マネックスナイター」がある。
>>夜間取引

最近ではカブドットコム証券の「カブドットコムPTS」、SBI証券の「ジャパンネクスト証券PTS」などの形で多くの証券会社がこうした夜間取引サービスを提供しています。

売買高加重平均株価 [最低限押さえたい言葉]

売買高加重平均株価(うりあげだかかじゅうへいきんかぶか)とは、とは、VWAP(Volume Weighted Average Price)とも呼ばれ、証券取引所においてオークション方式で成立した価格を価格別の売上高で加重平均した金額のこと。VWAP(ブイワップ)と呼ばれることが多い。
>>売買高加重平均株価

テクニカル分析での抵抗線、支持線としての作用する他、大口取引などではこうしたVWAP価格が利用されることも多いです。例えば、市場で売却できない大口の玉を証券会社が相手方となって、VWAP価格でやり取りするといったもの。

売買停止 [最低限押さえたい言葉]

売買停止(ばいばいていし)とは、株式市場において株価に大きな影響を与える不確実なニュースなどが出た場合、一時的に対象銘柄の売買を中止させて情報の確認を優先させる制度のこと。例えば新聞で大型合併などのニュースが出た場合、その真偽を確かめる猶予時間を設けること。
>>売買停止とは

売買停止になった銘柄は解除されるまでの間は売買できません。

呼び値 [最低限押さえたい言葉]

呼び値(よびね)とはティック(Tick)と呼ばれる、価格変動商品の刻み値のこと。通常、呼び値という場合は株価の刻み値のことを指すことが多い。株価の呼び値というものは、株価水準により異なっており、株価が安いほど呼び値の刻みも小さく、株価が大きくなるほど刻みも大きくなる。
>>呼び値とは

株価の単位です。単価が大きくなると1単位が1円という値幅だとほとんど値動きがでない(注文を出しにくい)ことが理由です。1万円の株価の株の1円の変動って0.01%の変動ですからね。ちなみに、1万円の呼び値は10円です。

名義書き換え [最低限押さえたい言葉]

名義書き換え(めいぎかきかえ)とは、株式の名義の変更を行うこと。名義書き換えは基本的にはその株式を管理している信託銀行で手続きを行う。ただし、証券保管振替機構を通じた株券のやり取り(通常の証券会社での株式の売買)の場合は自動的に行われる。
>>名義書き換えとは

ちなみに、名義書き換えと購入のタイミングにはズレがあります。注意してください。詳しくは「受渡日」の項目を参照。

受渡日 [最低限押さえたい言葉]

受渡日(うけわたしび:Delivery day)とは、株式の売買における決済日のこと。株式を購入した場合は、買い付け代金を支払い株券を受け取る日のことで、株式を売却した場合は、株式を渡して、売却代金を受け取る日のこと。いわゆる決済日。
>>受渡日とは

要するに株を売買した日ではなく、実際に売買が実行される日です。現在のところ3営業日後となります。これで株主優待配当金などの権利関係の日がごっちゃになっていて初心者の方は混乱しやすくなります。

>>株の受渡日と注意点

取得価額 [最低限押さえたい言葉]

取得価額(しゅとくかがく)とは、ある投資商品等の取得に要した価格(取得原価)に対して、手数料や税金(消費税等)を加えたもの。なお、複数回に分けて購入した場合はそれを押しなべて計算することになる。
>>取得価額とは

単位株 [最低限押さえたい言葉]

単位株(たんいかぶ)とは、株式市場における株の売買単位のことで現在は利用されていない概念。現在では単位株に代わり「単元株」という単位が用いられている。
>>単位株とは

単位株と単元株いつもどっちがどっちだったか分からなくなりますw

劣後株 [最低限押さえたい言葉]

劣後株(れつごかぶ)とは、普通株よりも配当や残余財産分配権が制限されている株式のことを指す。後配株(こうはいかぶ)とも呼ばれる。優先株の反対の意味を持つ。種類株の一種だが、基本的に引き受けてにメリットがない株式であるため、一般的には経営者などに対して発行されることが多い。
>>劣後株とは

同じように債券にも「劣後債」というものがあります。ただ、劣後株は引き受けてにメリットが無いのに対して、劣後債は金利(利回り)面で有利になっているので引き受けてはいます。銀行などが資本増強目的で発行することが多いです。
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