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立会外取引 [最低限押さえたい言葉]

立会外取引(たちあいがいとりひき)とは、一般的な立会内取引とは別に行われる取引のことを指す。立会内(証券取引所において通常の前場・後場の取引)以外での取引で、一般的には大口取引(バスケット取引、VWAP取引、終値取引など)が行われる。
>>立会外取引とは

逆に立会取引というのが、通常の私たちが取引している株式相場のことですね。一般にこうした立会外取引が行われる背景としては、流動性の低い相場で大量の株の売り注文が出せないような場合に、証券会社などを相手方とする取引や大口の買い注文などをさばく際などに使われることが多いようです。

空売り [最低限押さえたい言葉]

空売り(からうり:Short-Selling)とは、価格の下落を予想して保有していない証券を売却すること。現物取引の場合、原資産を保有していないのに原資産を売ることは通常できないが、株式信用取引などの場合、証券会社などから原資産を借りてそれを売却し、その後買い戻して証券会社などに返済するという投資方法のことを指す。
>>空売りとは

売り建てともいいます。ちなみに、買戻し以外にも現物株を返却すること「現渡し」でも清算が可能ですね。

私募 [最低限押さえたい言葉]

私募(しぼ)とは、有価証券の募集における取引相手を選ぶ募集形態の事。日本においては有価証券の公募(募集)の対義語。少数の者を相手方とする募集のことで50名未満の募集のことを私募とよぶ。
>>私募とは

公募増資社債の公募募集などの反対です。私募の場合は色々な規制が緩いので富裕層や機関投資家などを相手に私募債(社債など)を発行することもあります。逆に公募の場合は目論見書など色々とそろえておく必要があります。

監理銘柄 [最低限押さえたい言葉]

監理銘柄(かんりめいがら)とは、証券取引所において上場企業の株が上場基準を満たさなくなった恐れがあると判断した銘柄のこと。監理ポストと呼ばれる特別な扱いを受ける。ただし、「監理銘柄に指定される=上場廃止が決定」というわけではなく、上場廃止基準に抵触していないという場合には解除される。
>>監理銘柄とは

もしかしたら上場廃止になるかもよ!という銘柄です。ただし、必ずしも上場廃止になるのではなく、監理銘柄から通常の銘柄に戻る会社もあります。ただし、監理銘柄指定は基本的には強い悪材料になります。

発行市場 [最低限押さえたい言葉]

発行市場(はっこうしじょう)とは、株式債券などを発行する市場のこと。通常は企業が新たに発行する株式(増資)や、社債などを一旦証券会社が引き受け(アンダーライティング)て、それを証券会社が投資家に販売するまでの流れを指す。
>>発行市場とは

対義語は流通市場。一般的に株を売買する場合は流通市場(証券取引所を通じた売買)で取引されます。

現渡し [最低限押さえたい言葉]

現渡し(げんわたし)とは、信用売り(空売り)の決済方法のひとつ。空売りは証券会社から株券を借りて、その株券を売っている状態をさすが、別途保有する現物株を証券会社に渡すことで信用売りを決済する方法のこと。
>>現渡しとは

空売りしている株を決済するときに、自分がもっている現物株を差し入れるというもの。余り利用される機会は少ないかと思いますが、両建てしたい場合などに行われることもありますね。

現引き [最低限押さえたい言葉]

現引き(げんびき)とは、信用取引の決済方法のひとつ。信用買いをしている場合に証券会社から借りている資金を証券会社に渡すことにより、買付資金を返済して現物株として保有するように切り替えることをさす。
>>現引きとは

要するに信用取引としてお金を借りて株を買っていたとします。通常はその信用取引で買った株を売って借りたお金を返済するのですが、株を売らずにその借りていたお金を証券会社に返す事で、信用取引として買っていた株を自分の名義(現物株)にするというのが現引きです。

特別気配 [最低限押さえたい言葉]

特別気配(とくべつけはい)とは、売買における売りと買いの注文数量のバランスが大きく崩れ、オークション方式(ザラ場方式)で価格決定をするのが適切でない場合、ザラバ中であっても価格決定方式を板寄せ方式として特別に呼び値の周知を図る措置のこと。
>>特別気配とは

よく株価を大きく上げ下げするようなニュースがでたりすると特別気配になります。ちなみに、特別気配の状態のままストップ安やストップ高(値幅制限いっぱい)にまでなって、そこでも値がつかないことをストップ高(安)張り付きといいます。

潜在株式 [最低限押さえたい言葉]

潜在株式(せんざいかぶしき:Residual security)とは、現時点で普通株式として存在はしていないが、新株予約権(転換社債)のように、普通株を手に入れることができる権利や、ストックオプションなどのように権利が行使されることにより潜在的に増加する可能性がある株式のこと。
>>潜在株式とは

要するに、表面上は発行済み株式総数として明記されていない株式のこと。潜在株式が多い会社の場合はPERPBRなどの株価指標があまり役に立たないことも多いです。
特に、MSCBのように、将来の潜在株式数が実際に転換されない限りわからないような場合もあります。

気配値 [最低限押さえたい言葉]

気配値(けはいね)とは、相場において買い手と売り手が希望する取引価格のこと。買い手や売り手が出している注文情報を「板情報」と呼ばれるボードに表示したもの。買い手が買いたいと思っている数量と価格、売り手が売りたいと思っている数量と価格が表示されている。
>>気配値とは

気配値の段階では売買が成立しているわけではありません。そのため、気配値がすごく高くなっていても寄り付き(その日最初に値が付くところ)は随分違うようなこともあります。

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